実践GCP ②:Serviceアカウントを設定しよう

GCPの始めかたについて前回の続きを説明します。

前回はこちら↓
実践GCP ①:プロジェクトを始めよう

  • サービスアカウントキーを設定
  • GCPサービスのライブラリーなどを使用するためにはサービスアカウントキーが必要です。
    まずGCPダッシュボードのサイドメニューで 「IAMと管理」 → 「サービス アカウント」 を選択します。




    画面の上端にある 「サービス アカウントを作成」 メニューをタップしてアカウントを作成します。

    適当な名前をつけて作成します。


    続いてサービスアカウント権限でロールを選択します。僕は一人で作業するつもりですので、このアカウントに全ての権限をオーナーに設定します。
    「Project」 → 「オーナー」を選択します。


    次はキーを作ります。キーはクライアント開発でGCPライブラリーを使うために必ず必要です。




    タイプをJSONにしてダウンロードします。保存したファイルは無くさないように注意してください。




    これでアカウント作成は終わりました。完了してメニューに戻ったらさっき作ったアカウントができています。

    次はさっきダウンロードしたキーをSDKで使えるような設定をします。

    ターミナルを開き、「.zshrc」 にキーがあるパスを 「GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS」 という名前にEXPORTします。

    export GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS="キーがあるパス"


    僕の場合zshellを使ってます。他のシェルを使う場合それに合わせてプロフィールに追加してください。


    ターミナルを再起動するとさっきの設定が適用されます。再度認証のため下のコマンドを実行します。

    > gcloud auth application-default login

    yを押して続けるとブラウザーが開いてグーグルアカウントでログインします。アクセス警告が出ると 「許可」 を押して認証します。



    ターミナルで完了メッセージが出れば成功です。


    これでGCPサービスを使う準備がある程度整えました〜

    次から既存のサービスを復旧していきたいと思います。


    ※ 元ブログから移転された記事です。

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