実践GCP ⑥:ゲームをデプロイしてみよう(下) - 完

今度はサーバーをデプロイします。GCPインスタンスにサーバーをアップロードします。

GCPについて前回の記事はこちら

実践GCP ①:プロジェクトを始めよう
実践GCP ②:Serviceアカウントを設定しよう
実践GCP ③:Google App Engineを使ってみよう
実践GCP ④:Google Compute Engineを使ってみよう
実践GCP ⑤:ゲームをデプロイしてみよう(上)


  • SSHでVMに接続する
  • ターミナルでSSH接続するためには、暗号キーを登録する必要があります。
    先ず、RSAキーを作成します。ターミナルで下のコマンドを実行します。

    ssh-keygen -t rsa -C "[アカウントのメール住所]"

    例)
    > ssh-keygen -t rsa -C "habanero.portal.2@gmail.com"

    ファイル名を入力してキーを作成します。(パスワードは入れなくてもOK)
    現在のフォルダに2つのファイル(個人キー、公開キー)が生成されます。
    「ファイル名.pub」(公開キー)をcatなどで開いて中のテキストをコピーします。

    大体こんな感じ


    GCPダッシュボードで 「Compute Engine → メタデータ」 を開きます。




    「SSH認証鍵」 タブを開き、編集ボタンを押します。




    下の 「+項目を追加」 を押して先ほどコピーした公開キーを貼り付けてから 「保存」 します。




    これてターミナルからSSH接続ができます。
    (VMインスタンスのIPはCompute Engineダッシュボードから確認します。)
    下のコマンドを実行し、VMに接続します。

    ssh -i [個人キーのパス] [アカウント名]@[インスタンスIP]

    例)
    > ssh -i ~/.ssh/id_rsa_habanero habanero.portal.2@104.197.231.59


    最初は確認メッセージが出るので、yesを入力して続きます。

    Nodeは前回インストールしたが、Nodeをバックグラウンドで起動するため、Foreverモジュールを設置します。
    VMに接続して下のコマンドを実行します。

    > npm install forever -g


    VMにサーバーコードをコピします。scpコマンドを使ってVMにファイルを転送します。
    (ローカルのターミナルで実行)

    scp -i [個人キーのパス] -r [転送するファイルパス] [アカウント名]@[インスタンスIP]:[VMのパス]

    例)
    > scp -i ~/.ssh/id_rsa_habanero -r openchat.server habanero.portal.2@104.197.231.59:~/openchat.server


    コードの転送が終わったら、forever でサーバーを実行します。そうするとSSHを終了してもサーバーは続きます。

    > forever start openchat.server/server.js


    サーバーを終了させたい場合は forever stop を使います。

    > forever stop openchat.server/server.js



  • まとめ
  • ウェブページとゲームを組み合わせて、クライアントがポータルで起動することと、サーバーへの接続を確認します。

    ウェブページ、サーバー、クライアントが連動して動いている!


    これでハバネロ復旧に必要な作業が終わりました。


    ※ 元ブログから移転された記事です。

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